2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

奥多摩・夜神楽・宗達・光琳・抱一・ナムジユン・パイク・広重

ココ5日間のウットリスケジュール。前述の24日の吉川さんを皮切りに、皆が羨む(?)自慢話。 24日は奥多摩に、遺跡現場のYさんを筆頭に若者たちと石拾い。主にチャートという石器になる石を求めて。久々の山の中、テンション上がりっぱなしの緩みっぱ…

かたちくるひ 

横浜のBankARTに、吉川陽一郎さんの展覧会「かたちくるひ」に行ってきました。 今回の作品は、栗林にある作品と繋がってる。確かに、黒い細い鉄枠で組まれた構造物には、鉄枠に止められた星のような白テープの結界で、栗林の空気が溜まっていて、目に…

搬入

映画のダメな時のドラえもんの四次元ポケット的な搬入をしてきました。アル意味奇跡連発。。。 手伝ってくれたアサボンに大感謝。 この1週間の間、140cm×140cm位の絵を描いてました。さあ、何時間ぶっ続けケで寝てないのか、何本ハイライトを吸ったの…

『あからん』

あからん、あからん、 愛から始まる物語は八百万の組み合わせ 映り、写り、移るね水鏡 ざぁざぁ雨ふり、泡立つ水面 ぽつぽつ跳ねて水毬、 いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、く 傘を差さなきゃ、ヌレネコネズミ、ヌレニンゲン パラレルパラソル、く…

『黒男』-7

ゆっくりと闇が動きます、黒男が闇から生まれて、彼らは白い線を引きながら、過去や未来の時間とグルグルグルグル攪拌されました、上に参ります、下に参ります、どこまでも舞いましょう、千年万年百万年、何処のの騎士は一億年、嵐の晩には髪を切ります、だ…

『黒男』-6

「だから、白い線が引いてあるじゃない。だから、薪を集めて、最初に火を付けた黒い男がいたでしょう」 「小さい頃にデパートで、そんな手品を見たような気がするよ」 「私は薪を燃さなきゃね、かげろうが沢山生まれるのよ」 「かげろう?」 天を仰いで、梯…

『黒男』-5

「早く、江ノ島に行かなきゃ」って、H君に言ったんだ。そしたらね、「さようなら、僕は松林に行くよ、地下鉄に乗るから、朝は、もう直だから」って帰ったんだ。僕たちは松の木のてっぺんからマリンタワーに飛び移って、二階の土産物売り場で、ダルダンを食…

『黒男』-4

僕は夢の中でとても悲しくなったよ。そしたら、君が「大丈夫よ、白い線を引けるじゃない」って言いながら、君は僕の手を肩から抜いて、窓の外に放り投げたんだ。僕の手にはインディアンの娘の髪の毛が絡まってたよ。僕の手は、自動車の後ろのナンバーの所に…

『黒男』-3

『月曜の朝には、皆がいたのだけれど、お昼過ぎに、神様が町にお出かけになった。夕方を過ぎても、神様は帰ってこない。町の人が神様を食べてしまった。火曜の朝に、お父さんが「神様を連れて戻るよ」と町に出かけた。「神様は食べられたからもういないよ」…

『黒男』-2

黒い男が、吸い込まれた闇の隅に立っていた。尻以外は黒だ。尻は塗り残したのか、擦れ落ちたのか、尾っぽがとれたのか。花柄の生地と白い生地と簾を持っている。ハサミのような手の指には、黒い髪の毛が絡みついている。確実な何かを探っている目玉は、くっ…

『黒男』

『黒男』は、池宮中夫氏のダンスを見て書いた文章です。ちょっとだけ長いので、4・5回に小分けにしてブログにアップしようと思います。 - 黒 ---く//9九工口区句久苦貢孔功供玖倶矩駈駆狗駒垢琥・・・・・・・・・・ク ---ろ//6六呂絽炉路魯露櫓艪芦鷺櫨…