ひな祭りナイト

昨日はBlanClassで「ひな祭りナイト」に出させてもらいました。友情出演してくれた浅岡さんの歌舞の切れも良くって、面白かったなぁ。緊張もとけて一安心。
「ひな祭りナイト」ってことで、女性アーティストばかりでなんだか華やか?というか、なんか不思議に楽しかったです。ちらし寿司も美味しかった。

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「ももの節句」ということで「も」や「もも」のことを考えて作りました。また、何日かに分けて演じた文章載せます。

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「もについてのうわごと」

同一の大まか柔らかい糸状のものが絡まって、集まっていること
又は、同一線上のものを一定の定義(質量と隙間)で繰り返しまとめること
弾力(やわらかい)や粘性(とろみ)を伴う
1点から膜状に広がる場合と1点から泡状に広がる場合などがある

もうもう もくもく もけもけ もこもこ もさもさ もしもし もそもそ もたもた もちもち もともと もにもに もはもは もふもふ もほもほ もみもみ もやもや もよもよ もりもり もれもれ もろもろ もわもわ もがもが もぐもぐ もごもご もじもじ もぞもぞ もきゃもきゃ もきょもきょ もぎゃもぎゃ もぎゅもぎゅ もちゃもちゃ もちょもちょ もにゃもにゃ もにゅもにゅ もにょもにょ もんもん

「も」というのはそういったあれがありまして、まぁ所謂「も」の「あれ」かといった「モアレ」というモアレの元来の意味は織物ってことで、古くは絹織物で、毛織物や合成繊維でもいけるんですが、まぁ織物にあらわれた波型の模様で、杢目模様(もくめ〜)あるいは水模様とかいうんです。このパターンはふたつ、あるいはそれ以上の平行な繊維を重ねることにより発生するんです。
幾何学的に規則正しく分布する点または線を重ね合わせると、その間隔の疎密によってできる斑紋なんです。網版の多色印刷の際などに生じやすい。モアレそのものも周期を持ち、この周期は元になる模様の周期の組み合わせで決まもんで、物理学的にいうと、モアレとは二つの空間周波数のうなり現象です。

 藻が波の下で動いている。波の模様と藻の広がりがうねっている。もももももと模様を作る。光を変換するために、あちらにもこちらにもそちらにもと増殖する。光を食って、水や二酸化炭素を炭水化物にしてしまう。赤や緑になる。酸素を吐く。あの、もっちょりと足や手に絡まり、乾涸びて膜となる。同じ形を繰り返し、繰り返し、編み続け、繰り返し、編み続け、そのうちにモアレがおこる。