伊藤誠展

[Philosophiae naturalis principia artificiosa –自然哲学としての芸術原理– 連続個展 5月2日(土)–5月25日(月) 火・水曜休館(祝日は開館) 第5回 伊藤誠 展]を見に仙川へ。
作品のタイトルは《Boat》ということで、大人用と子供用。
で、装着できるようになってて、ペリカンみたいに。
というか、ボート人間みたいに。ん、あれ?人間ボートみたいにかな。
というか、ボートみたいにかな。
細かいディティール、神経の行き届いた素材のマチエール、きれいなフォルムと表情。
例えば、電車に乗っていて、隣の席の知らないおばちゃんたちが喋ってる会話が、聞こえてるのに聞こえてないときとか、
歩いてて、いつの間にか、見てる風景全体に、ピントが合ってるのか、合ってないのか分からなくなるときとか、
眠れない夜に、ちょっと目を開けてみて、案外、部屋のなかがぼんやり見えてるけど、直ぐ目を閉じるときとか、
もっと、複雑なときとか、単純なときとか、
に、似てるような気がしたりします。
で、「どういうことやねんやろ・・・」とつぶやいてしまいました。
Boat》の装着はしていいのかどうか分からなくって、装着したら壊しそうだったので、ぼーと眺めて、そうしときました。